ここ数年の私の化粧直しフェイスパウダーは、ずっとKANEBOのミラノコレクションです。
ケースはめっちゃかわいいし、パウダーの使用感ものすごく気に入っているけれど、ケースはめっちゃかわいいけど、かわいいけど、でかくて重いんです!
持ち歩き用だけで他種を追加購入するのも良いんですけど、それはなんか釈然としないまま、「かわいいけど、でかくて重い」を容認してきましたが、ついに「重いから化粧直しセットを持っていかない」の選択肢が頭をよぎりだしたので、どうにか軽量化計画です。
カネボウのミラコレは、「コンパクトタイプ」と「据え置きタイプ」と一年ごとに入れ替えて販売しているので、コンパクトタイプを持ち歩けばいいのはわかっているけれど、これが持ち歩くには分厚くてでかい。
分厚くてでかいんだったら、小さい小分けにすればいい!ってんで、いろいろ検索してみたんですけど、「ルースパウダーの小分け」とかはあるのに、プレストパウダーは見つからない。
「フェイスパウダー」と「プレストパウダー」の違いはたぶん粉状か固めているかの差なんだろうけど、あまり詳しくないし質感の違いもはっきりと判らない私にはもうチンプンカンプン。
ミラノコレクションは「プレストパウダー」タイプで固まっているパウダーです。
小分け方法は、1.フェイスブラシで粉状にするか、2.割ってから再度固めるかなということで、次点を選択!
まずは、検索情報と口コミをもとに、アクセーヌ(ACSEINE)のコンパクトが手頃な価格で見栄えも良さそうなので、指名買いの味方Amazonで空ケースを購入です。
後日に届いたのが以下セットです。パウダーを押さえるネットとパフも付属しています。驚いたのは、コンパクトポーチもついていること!
これがないと、バッグのなかで運悪く開いちゃったら、粉だらけ大惨事にもなりかねないので、わりと大事なアイテムです。
肝心のサイズは、比較したらこんな感じ。めっちゃ軽量化!大きさもだけど、なんといっても薄くて、角に丸みがあるので、ほんとうに「コンパクト」!
では、さっそく「小分けして詰め替え」作業に入ります。
手順としては、固まっているものを砕いて粉にして、詰め替えたらまた固める!以上。
とりあえず、スプーンでエイヤと刺して割る。ちょっとは躊躇しましたが、そこはもう自宅用なのでどうなっても大丈夫と思い切りよく、スプーンをぶっさしてゴリっと削りだします。
そしてこれを、「乳鉢と乳棒で擦り粉状にする」のですが、私はそんなもの持っていないので、モロゾフの空きプリン容器にいれてスプーンでつついていました。
塊をつぶすように、トントントントンを繰り返していると、10分ほどでこんな感じの「粉状」と言えないこともない粉っぽいものになりました。
ちゃんと乳鉢とか使って作業すれば、もっとフワフワのパウダーになると思います。たぶん。
んで、その粉をこぼさないようにケースに移し替えて、ラップを乗せて押し固めます。
最初は平たいスプーン背で丁寧に押していたんですが、なんかめんどくさくなってしまって、途中から指で押していました。
根気の続くひとは、ちゃんとキレイにギュウギュウすればいいと思います。
なんとなく指紋が付くしデコボコなんですが、自分用だし誰に見せるわけでもないからOK!写真撮ってから思ったのは、せめて周囲は拭けば良かった。
ちなみに、割られたほうのミラコレ本体もそのまま使っていますが、何の支障もなく使えている。使っているうちにデコボコもなくなってきたから、こちらも何も対策しないで完了でいいかな。
検索していると、冷蔵庫で冷やし固めるひともいたんですが、なんでだろ?
ちょっと理由がわからなかったので、その工程は省いていますが、いまのところ真夏の常温で崩壊はしていません。
ネットとアテニアパフは使わず、フィルムも使わず、ミラコレの薄いほうのパフをダイレクトに置いて、完成です!
念のために、角でコンコンと机をたたいてみたけど、粉は漏れてこなさそう。たぶんパフでぴっちり蓋になっているぽいかな。
多少漏れても、ポーチがあるから、大惨事にはならないだろうし。
口コミ通り、粉の容量的には、それほど多くないけど、「軽量化」が第一目的だし、そこはまだ気にならない。
それよりなにより、軽量したのが本当にうれしい!
もともと荷物の多い私なので、近年のパワーワードは「軽量化」でした。
今回はかなり満足度の高い結果になりました!いやっほい!
同じように「ミラコレ大好きだけど、持ち歩きだけがネックだわー」ってかたがいれば、「小分けにできるよ!」って教えてあげたいです。
ただし、仕上がりは自分の根気によるところ。気にしないなら「割って分ける」だけで大丈夫!