使わないほうが良いものを、使えるように準備する。非常用持ち出し袋 その2 – 中身のリスト

前回記事でざくっと紹介したザックの、中身を書いておこうと思います。

私の非常用持ち出し袋は、基本的には旅行セットなどからの流用です。
普段は片付けられているだけの登山リュックに、持ち出したい用品を詰め込んで避難袋に任命しました。

使わないほうが良いものを、使えるように準備する。非常用持ち出し袋 その1 – 登山ザック万歳

「専用のものを新規購入する」よりも「他と併用している」ほうが「使わないつもりの専用のものを準備するなんて勿体無い」みたいな心苦しさが薄まって良い。
片付け場所をこの袋にしてしまえば、いざという時にもちゃんと一式そろっているはずなので、大丈夫かなと。

置き場所は、寝室の猫用ゲージの上に置くことにしました。猫用持ち出しセット(ごはん数食とペットシーツ)とリードもそばに置きます。
持ち出しセットはザックのポケットにもするっと入るサイズなので、だしてあっても大丈夫。余裕が無ければ猫とハーネスと一緒にとりあえずゲージ内に放り込んでも大丈夫です。

折りたたみ式の携帯水入れがほしいので、これはまた別の機会にポチっと購入しておきます。

なにかあったら、これら一式をかかえて、火事場の馬鹿力がでるんでしょうか。
とりあえず平常時は背負って抱えてちょっと走ってみても大丈夫でした。お婆にゃんは怒っておりましたけども。

枕元からの初動道具

とりあえず、まずこれを掴むものをひとつにまとめてベットサイドに設置しました。
寝室には猫のキャリーがあるので、かならず立ち寄ろうとする場所だし、時間配分的にも就寝中にどうのこうのといったことが多いのかなと。
また寝室には大きな窓があるので、玄関ではなくてもここからも野外に出られます。

貴重品入れミニショルダー

「身ひとつしか」となったときに、必要なものを。
非難するときに、手に持ったスマホや財布も放り込みたいですね。
写真を撮ったときには入れていなかったけども、ここにヘアゴムと手拭い1枚も追加しました。
ちなみにこれは登山ザックとセットで使っているショルダーバッグです。派手で目立つ配色だし、サイドポケットにもすっぽり入るのでお気に入りです。

ライト付き手回し充電ラジオ

なにかの景品だったような覚えていませんが、アイリスオーヤマのものです。
LEDライトとAMFMラジオとスマホ充電器とアラームブザーになるようです。
今回はじめて動作確認をしてみたけども、なるほどよく出来ていますね。
スマホ充電器にするには別のコードが必要ですが、ラジオが必要になると思うのでそれだけでも良しです。

軍手、サバイバルシート1つ

おそらく素手では居られないだろうなと思うので軍手はすぐに必要ではないかと。
滑り止めつきのものが良いのでしょうけど、自宅にちょうどいいのがなかったのでとりあえず普通のもので。
サバイバルシートはメインのリュックにもいれてあるのですが、保温や防塵などにも汎用性があると思ったので、手元にもひとつ入れました。
畳んでいるとコンパクトサイズだけど広げると包まれるぐらいのサイズがあります。

小額の現金、諸連絡先メモ、身分証控え

小銭のほうが使い勝手が良いとあったので、10円100円が各10枚と小額のお札を準備しました。
ベストは自分のメイン財布を持って逃げることですけどね。欲をかいて怪我したりするとダメです。
あとは家族や親戚などの連絡先と、免許証と保険証のコピーを持ちます。
銀行口座の控えまでは、ちょっと別の防犯が不安なので入れませんでした。
銀行は身分証があればなんとかなりますし、口座番号だけならWEBクラウドに控えてあるのでそれでなんとかなるつもりです。

スニーカー、帽子、長袖パーカー

気分的に野外で使い古したものを寝室に持ち込めなかったので、スポーツジムでの室内運動用のものにしました。
いつもスリッパを履くのでいらないかとも考えたんですけど、やっぱり荷物持ってお婆にゃん抱えて、スリッパじゃ障害物を避けて走れませんものね。
そして夏は薄着で就寝しているので、そのまま非難したら危ないかと思い、長袖パーカーを着られたらいいなと。
帽子はヘルメットのかわりにはならないけども、せめて防塵ぐらいにはなるとおもうので。

蛍光灯付き懐中電灯と防災笛

これは、貴重品入れにあるものとは別に、我が家の現役懐中電灯です。電池式。
普通の懐中電灯にもなるんですが、サイドに蛍光灯があるのがとても便利。
防災笛は昔になにかで配られたコクヨの防災笛です。
これもまた今回はじめて動作確認しました。けっこう大きな音で響くものですね。ピィーというよりもピョロロってかんじの音です。

ファーストエイド・キット

救急箱です。袋だけど。
これは旅行時に持つセットをそのまま併用することとしました。
旅の疲れと冷暖房具合で簡単に体調を崩したり、ふとした油断から怪我をしたり、自身や同行者で何度も経験しています。
海外旅行はもちろん国内旅行でも、このセットをもっているとかなり心強いですよ。
「これまで一度も使っていないもの」がないです、全レギュラー。

怪我用セット

各絆創膏とかガーゼとかそのへん。
消毒液とゲンタシン軟膏があれば、ちょっとした怪我なら止血もできるしなんとかなる。
キンカンは御守りのようなものです。肩凝りや打撲捻挫などにも使えるしね。

病気用セット

各経口薬と、粉末ポカリと、冷えピタとカイロです。手拭いも1枚セットしています。
鎮痛剤、胃薬、風邪薬、トローチ、ビタミン剤、下痢止め、酔い止め、抗不安薬、睡眠薬までひとそろいあります。

衛生用品とポケットティシュ

さすがに写真からは外しましたが、生理用品類もここにあります。替えの下着もひとつセットにしています。

べんりー小道具たち

防災用にと関連付けたものや、筆記具などの便利道具たちです。

防災ロウソク、乾電池、ラジオ付属コードと取扱説明書

仏具やさんで頂いた8時間燃焼の缶入り防災ロウソクと、着火用ライターのセットです。
でも、野外や自宅ならともかく避難所にいるとなると、室内火気厳禁ではないのかなと思うんですが、どうなんでしょうか。
あとは予備乾電池とスマホ充電用コードと取扱説明書です。
きっと、いざ詳しく使うとなるとよくわからないので、取説が必要だろうなと。

布ガムテープ、サバイバルシート

布テープは何かにつけ使用するようで、優秀アイテムのようです。
貼ったり書いたり片付けたり、たしかにいろいろと使いそう。
アルミの保温シートは全部で3つ持ちます。
いちど広げると片付けにくい難点と、そう嵩張るものでもないからです。

筆記用具

文具はA5ノートと油性マジックと油性ボールペンにしました。
ペンは本当はもっと極太マジックが欲しかったんだけど、購入しないと持っていませんでした。
ノートは防水紙である測量野帳が最適だとは思うんですが、ここは使っていないノートの有効利用ということで。