取り組んできたペアトレの効果と、それをとても褒められたって話
先生が息子と話すなかで、とても驚いていたことが、息子の言葉の表現力と、伝えようとする気持ちの多さ。
息子はこれまで何か気に入らないと、理由も言わずただ怒ってしまうか、自分でもわからなくなっているまま、ただ感情が爆発していて、自分でも抑えられないようだった。
伝わらないことにも怒っていたし、自分でもわからなくなって怒っていたし、怒ることにつかれてわけわからなくなって怒っていた。
それに対するペアトレでの対処としては、「話をする、気持ちを伝える」だった。
日ごろから「どう思った、何を感じた、気持ちの風船は、どのぐらい楽しい、どうなってほしい」ととにかく息子の気持ちにかかる言葉を聞くし、教えるし、会話するようにしている。
言葉をたくさん聞いてほしいから、絵本もたくさん読む。聞いていなくてもひとりでも大きな声で楽しそうに読むw 写真や図鑑ばっかりだったのが「物語」を聞けるようになってからは、そばで聞いている時間も増え、とにかくたくさんの本を読み聞かせるようにしたら、いつのまにか絵本を持ってくるようになった。
年中で療育Lへ行ってからだけど、ずっと取り組んでいてこの数か月で、急に息子が話すようになってきた。
話の組み立てとかいろいろ間違えていることはあるけど、「うれしかった、ウワーって喜んだ、僕はハッピーな気持ち、楽しくなりすぎてわからなくなった、かなしかった、どうしてかなって思った、それはやりたくない、あっちにいって怒りたい」など、いろいろな言葉で、自分の気持ちを教えてくれるようになったし、言ったことに対してはできるだけまずは肯定してから、その答えはまた会話形式でなげかけるようにしてた。
先生との話の中にもそれが出ていて、先生が「すごく上手に話しますね」というので、その取り組みの話をしたら、それは児童発達で一番大事なことだとめっちゃほめてくれた。
私の苦労は、そこでもまた報われた気がしたw 他人に肯定してもらえる気持ちが大事だというなら、たぶんこの嬉しさがそうなんだと思う。これからも頑張ろう。
ひとまずあとがき
これまでの経緯やなんかも長すぎて、なんかもうすみませんだけど、自分用にも残しておきたくて、だっとかきおこした。
あまり更新していない雑記ブログだったけど、これからは、息子の近況についても小出しにして記事にしておこうと思う。
自分と同じように、「なんかよくわからんけど、みんなどうなってんの」とか「けっきょく軽度の子の経緯はどうなの」とか「きれいにまとめられた商用ブログとか、押しつけがましい指南ブログなんかいらん」とか、この数年間、孤独に検索していて思ったことがたくさんあった。
そんな私みたいな状態の人が、また同じように検索迷子になったときにも、なにかしら役立てばいいかなとも思う。
リアルな知人にはなかなか相談しにくいし、やっぱり情報源はネットのなかにあると思って探してしまうから、こんなのもおるでって、手を挙げていたい。
長くなったので3記事にわけたけど、心境1にもどるのはこちらから