お尻にできた粉瘤で大騒ぎした思い出 その3 – ついに悪魔の正体が明らかに

直径8センチにも成長したニキビ(仮)と対峙し、この夜に初めてこれについて検索しようという気持ちになりました。
「おしり ニキビ 腫れ」「おでき 炎症 大きい」などで検索していくうちに、各検索結果でよく見かけるワードに気がつきます。
「粉瘤」です。そして「 繰り返し同じ場所が炎症するものは、ニキビではなく粉瘤の可能性が云々 」と続きます。

こなこぶ?ふんりゅう?なんですかそれ

粉瘤とは、要するに 皮膚の中にもうひとつ皮膚の袋ができて、その袋の中に垢などが溜まる。 それがさまざまな理由により成長すると炎症や決壊を引き起こし、患部やその範囲で痛みを伴うとあります。
頭部、顔、耳、胸、脇、尻、陰部など、皮膚があればどこにでもでき、皮膚を不潔にしていると炎症はしやすいけれど、清潔にしていたからできないものでもないようで、その発生原因は正確にはわからないことでした。

ニキビ(仮)なんかじゃなかった、 粉瘤腫という腫瘍だった。

ここからはもう、調べまくりでした。専門家の小難しい説明で余計に痛くなったような気になったり、画像検索してグロ画像が直視できなかったり、同じように炎症をおこしたひとの体験談を見ては血の気が引きながらも、なんとか良い情報を探そうと必死です。

誰も「放置でおk」と言ってくれない

悪魔の正体もわかり、それほど特異なものではなくごく一般的なものだとはわかったのですが、私の欲しい言葉はそこにはない。私が安心できる情報はなにひとつどこにもありませんでした。

ここまできてようやく、これは 放置していれば勝手に治ったり、時間で痛みが引くようなものではない のだと認め、これまでの自分の放置を恨んだのです。

それでも「お尻に粉瘤ができちゃって痛かったんだけど、いつのまにか治ってました♪」だとか何処かの誰かが書いてないか期待したのですが、やっぱり出てくるのは「病院へ行って処置する」か「腫れたから膿を搾り出す」で、私と同じように「放置」を選択したひともいずれは先の二択になっています。

あした びょういんへ いこう

眠れません。この夜は痛くて眠れない。
仰向けはもちろんですが、横を向いても腫れに重力がかかるのかひっぱられて痛いし、うつ伏せになると掛け布団やパンツの重みが痛くて眠れない。
さきほどまで散々検索して知ってしまったので「 何かの弾みで膿が破裂したらどうしよう 」という恐怖感もあります。
前回は自分で絞って返り討ちにあいましたが、今回はもう自分で絞るなんて無理でした、このときにはもう軟膏を塗るために触るだけでも精一杯ですから。
どうやってもなにをしても突き抜ける激痛に耐えながら、明日は病院へ行こうと決意しました。


そろそろ画像でも出さんかいと思われているかもしれませんが、臀部の写真なのでさすがに自重致します。
私と同じように他人の症状と比べたくて探しに来られたかたにはすみません。
もし安心を求めてここにこられたのなら、そんなものはどこにもないので さっさと納得できる病院を探したほうがいい です。


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