皇帝ペンギンベビーと出張中のゴーゴくん!秋のアドベンチャーワールド ~その3 海獣編

今週のアドベンチャーワールドには、パンダベビーだけでなく、エンペラーペンギンベビーもいます!

残念ながら背中向いて隠れて眠り込んでしまっていて、見られなかったんですけどね。
親ペンギンに埋もれていたいだろうにと思うと、ひとり保育器で小さくなっている赤ちゃんペンギンがちょっとかわいそうに思えてしまった。

勝手に心配しただけで、実のところキチンと飼育員さんらの愛情たっぷりに育てられています。
ヒナは保護して育てたいけど、人間が親になりすぎると次の繁殖に良くない経験から、「初期人工育雛」をしているようで、親鳥に返すことを思って距離をおいているんですね。
帰宅後にテレビニュースで見たベビーペンギンは、元気いっぱいでたいそうかわいかったです。

来園日はたまたま生後数日でした。

来園日はたまたま生後数日でした。

エンペラーペンギンは、ペンギン王国にいます。
1階部分では赤ちゃんが展示されていて、その横で展示のラッコは、食事も終わりのんびりお昼寝していました。
赤ちゃん保育器の上にはモニターが設置されていたのですが、このベビー映像ではなく、エンペラーペンギンの解説でした。
まあ生後数日だったので、動画準備できるほど映像がないですよね。
今後はここに、成長記録が流れるのかもしれません。

ベビー前で、後ろに見たい人がいて覗き込んで待っているのに、行列ができても気にもせずスマホスッスしている女性がいて、大迷惑だったな。
保育器前以外はガラガラスペースなので、並んでいる人がいるなら移動すればいいのにね。
数十分後に再度通った時にも、まだ保育器前でスマホを覗き込んでいて、ちょっと呆れちゃいましたよ。

ごはんタイムは順番待ちです

ごはんタイムは順番待ちです

ニュータウン分譲地のような整備

ニュータウン分譲地のような整備

同館2階では、さまざまなペンギンが済んでいます。
キングペンギンはちょうどごはんタイムだったようで、順番待ちするのが、かしこいかわいいな。
飼育員さんは、エサを与えながら、メモを取ってきちんと観察していました。
私がやっったら、とりあえずバケツ奪われて終了するわ。

ペンギンって縄張り意識の強い動物で、知らない人が飼育小屋内に入ってくると、わりと攻撃するみたいですよ。
バシバシ叩いたりするようですが、かわいいから一度叩かれてみたいわ。

小さいペンギンたちも抱卵中でした。
ペンシル住宅分譲地のような、整備されてる感。この夫婦は何番地がお気に入りとかあるのかしらね。

たぶんこっちがオスでゴーゴくん?

たぶんこっちがオスでゴーゴくん?

たれしろくまだ

たれしろくまだ

海獣館には、ホッキョクグマがいます。
2頭のうちどちらかが、天王寺動物園から出張中のゴーゴくんなんですが、やっぱり私にはしっかりと見分けが付かないのでわかりませんでした。
たれしろくましているほうが高齢にみえたので、こっちがメスで、逆側がゴーゴくんかな?程度です。
2年前に会った時も、やっぱりわからなかったです。シロクマプロにはわかるんだろうな。
それでも、ひさしぶりに会えてうれしいよ!

アドベンチャーワールドは、ジャイアントパンダ以外の動物の名前を公表しない方針のようです。
通りがかった飼育員やスタッフに聞いても教えてもらえません。
生体死亡時も、種類と年齢と性別のみの公開です。

運営会社である㈱アワーズは「動物はペットではなくともに笑顔を作り出すパートナーで、名前を付けて愛着を持ってしまうことを避ける」ためだと言っています。
最近の動物園は名前を公表したり名付け親を募集したり、情報を共有することで親近感を持たせる動きがおおいのに、完全にそれに逆らう流れです。

そのため、繁殖目的で大阪からリース中のゴーゴくんも、アドベンチャーワールドへ移ったとたん、一切の情報が公開されないままなので、ゴーゴくん地元民としてはこれは悲しい限り。
会いたいのは、オスのホッキョクグマ成獣ではなく、シロクマのゴーゴくんなんだよ。

やはり同じような意見は多数あるようで、大阪市がゴーゴ帰還の意見に対し公式コメント(ホッキョクグマのゴーゴに関していただいているご意見について/20170921.pdf)を出していました。
飼い主がこれで納めてくれと、全方向に気を使ったコメントを作ったんだったら、納得するしかあるまいよ。悲しいけどね。

よちよち歩くペンギンパレード

よちよち歩くペンギンパレード

ペンギンパレードが開催される時間だったので、ちょうど外に出ったところで行進中ところでした。
この日は幼稚園遠足のバスも多数きていて、その園児たちもペンギンさんたちをみにきています。
ちょっと小雨が降ってしまったみたいで地面が濡れていました。
ペンギン的には丁度いいんでしょうけど、園児たちにはかわいそうね。

元気に泳ぎ回っています

元気に泳ぎ回っています

画面のカメラ操作もできますよ

画面のカメラ操作もできますよ

海獣館の壁沿いは、ペンギン水槽が外窓がついていて、なんとも幻惑的な雰囲気になります。
逆光とライトアップのなか、飛び回るように泳ぎ回るペンギンたちをみるのは大好きです。とてもきれい。
館内中央にホッキョクグマ展示があり、それを周回するように順路を進みながらペンギンをみて2階に進む構造。

40年前の建設当時は話題性のある設計だったんだと思います。
今の時代は、動物のQOLに考慮した野外展示や行動展示が主流になってきているので、改善ポイントになりそうですね。
アドベンチャーワールドに関してはここだけではないですが。パンダ以外の動物飼育にもう少し尽力してほしいけど、いろいろ難しいんだろうな。

物語仕立てのイルカーショーは、アドベンチャーワールド名物

物語仕立てのイルカーショーは、アドベンチャーワールド名物

一歳半息子は、開始2分で飽きちゃった

一歳半息子は、開始2分で飽きちゃった

アドベンチャーワールドのイルカショーは、わりと大掛かりに行われます。
しかもがっつり物語仕立ての「ショー」になっています。

お客さん参加型のワイワイやって盛り上がるタイプのショーは「アニマルアクション」のほうでアシカたちがやっています。
今回は時間が合わずいけなかったけど、子連れだとこっちを優先したほうがよかったと思いました。

だって、息子は開演数分前のギリギリに座らせても、開始2分でもう飽きた。
前の幼稚園児たちも同様だったみたいです。
このショーは、大人向けなんですよね。盛り上がりポイントがむずかしいというか専門的すぎるというか。
高度なテクニックでやっているのは理解しますが、伝わりにくいので、大人は「おぉー」なリアクションでも、子供はわかっていないので見ていません。もったいない。


パンダ編、動物編、海獣編、お土産編、目次と5記事に分割しています。

子連れ!秋のアドベンチャーワールド~目次

一歳半子連れ!秋のアドベンチャーワールド ~その5 もくじ