おはらい町・おかげ横丁
コロナ禍の前も後も、毎年おとずれるお正月の伊勢神宮内宮、今年は観光客も戻りだしていて、以前の活気あるおはらい町・おかげ横丁に戻ってきてるなって実感しました! でも、海外からの観光客はまだ少ないほうだったと思う。
もう自分で歩いてあっちこっちの店先を見られるようになった息子は、吊り下げのロボットのおもちゃを発見し、気になりまくって仕方ない。しかもけっこういろんな店に置いてあって、見かけるたびに立ち止まって、めっちゃ見る、ガン見してる。
きっとこういう子供向けにおいてるんだと思うし、息子もまさに一本釣りされている。
そして予想通り、婆さんが孫に買い与えるまでが一連の流れ。
トランスフォーマーみたいに車ーロボットで変身するおもちゃ ¥1300です。今回はもう宿でのおもちゃを持参しなかったので、ちょうどいいかなとおもって許した。
伊勢萬は、伊勢の老舗酒屋で、お酒もおいしいけど、この時期の楽しみ&お目当ては、店舗前で販売する「粕汁」と「酒まんじゅう」!
帰宅日なら買ってれるけど、翌日帰宅なので持ち帰れない。そのまま渡してもらって少し外れたところで食べました。ほかほかあちあちのふんわり衣と、酒粕風味の餡がおいしいー!
息子もフーフーしながら半分食べてた。大人でも熱くて持つの大変なので、ハンカチとか必須です。
参道には酒屋さんもちらほらあって、私は伊勢のお酒もビールも大好き。
あと、あおさも大好き。大阪でも帰るけど量も少ないし高いので、観光店でもこっちで買うほうがお得感があります。手前にあったあおさポテトチップスもついでに購入。
車まで持ち歩くのに重いので、自宅に持ち帰る分はまた後で買う予定。とりあえず宿に到着後に飲みたい分を購入しました。ちなみに市営駐車場へ渡る地下道の出入り口付近にあるコンビニや23号線沿いのコンビニにも、数種類売ってます。価格比較はしたことがない。
招き猫屋さんの近くにある大きな招き猫。招き猫屋さんをうろうろしてちょっとテンションあがっていたから、でっかいのが表れて「でっかーい!」ってテンションあがってた。
何年か前にも同店&同猫みてたんだけど、5歳ではじめてのリアクション。
歩いていると、正面から鈴の音とともに不思議なものが不思議な動きで近づいてくる。「ししぽんだよー」と甲高い裏声で息子に自己紹介するも、息子は泣きこそしないけど、びっくりしすぎて固まってしまって近寄れない。しばらくして慣れた息子が写真撮ってもらったけど、微妙な距離感があって面白い。
全体的にゆるい、ハンドメイド感がまたいい味出してる。着ぐるみって事故防止の付添人がいないと大変だと思うけど、誰もいない。ちょっと心配。
撮影後&バイバイ後、息子は「足モップやった、おまもりいっぱい持ってた」って、しみじみ報告してくれた。
あとで検索したら「非公式(黙認)ゆるキャラ ししぽん」でした。インスタとかもあって、応援したくなる気持ち。
伊勢神宮 内宮
神宮鳥居、宇治橋を越えたら、人混みもちょっと穏やかになり、息子の手も離せるようになりました。
息子はやっぱり、今年初めて来た場所のようにキョロキョロアレコレ気にしていたので、これまで毎年連れて来ていたのはよく覚えていなくて、今年はじめて認識したんだと思う。
息子は自分用のスマホで、「●●ちゃんねる~!」とYouTuber配信ごっこを始めたり、生垣のお花を撮影したり、楽しんでいました。
そして参道沿いにある五十鈴川を見つけるや否や、川に向かってダッシュ。一瞬の隙にぴゅーっと走って行ってしまって…浅瀬だしドボンしても着替えればいいかと、追いつくのをあきらめた。
近寄ったら、息子はちゃんと陸地から川を眺めてた。そのまま噴水のように突っ込まない程度には成長したのをちょっと実感。
周囲で手を清めている人を見て「僕も水を触りたい!」となる息子。まあそうなるよね。
でもしゃがんで川に手を入れると、前かがみになり落ちそうになる。でもどうしても水に触りたい息子はあきらめないので、段差の少ない端っこで川に手を入れる。私は落とさないように服をつかむのに必死っす。
神宮の森では、どんどんどんどん進む。
何度注意しても溝の縁ぎりぎりを進むのは、もうあきらめた。目立つし並んでいるから気になるしで、歩いているうちに楽しくなって、怒られるのを忘れちゃうんだろう。
砂利道で、小石をつかみながらとか、靴をジャリジャリしながら進まなかっただけ、成長を感じる。
道中の大木を見て、あらためて上を見て大きさに圧倒される。「デッカ?!」って言ってた。それは去年も同じ木で言うてた。
「これはもうやるしかない」って、スマホ取り出して再びYouTuberごっこ&自撮りしてました。
お参りが終わったら、干支置物や福矢を購入し、神宮会館であたらしい鈴も購入。息子用のだから、色を選ばせたら、ゴールドを選択。うさぎさんもかわいい。
あとがきてきなもの
毎年同時期にお参りしている伊勢神宮内宮&その近辺ですが、成長につれ立ち寄る店や食べるものも変わるし、息子の反応も毎年更新されていくのが楽しい。もう砂利道をベビーカーで突き進むこともなくなったかわりに、今度は息子自らがあっちこっちのものを発見して突き進んでいく。
コロナ禍中の閑古鳥が鳴きまくりおかげ横丁も、過ぎてみれば懐かしい。環境客が復活してほんとによかった。今後もさらに復活するだろうから、海外からの観光客の大波で困った事態になりまくった時代も知っているだけに、ぼちぼちでとどめておいてほしいとも思ってしまうけれど。
息子5歳の伊勢神宮も、楽しくお参りができました。
来年は、しっかり鰻一人前食べます。
次の「2鳥羽ビューホテル 花真珠」へ続く