お尻にできた粉瘤で大騒ぎした思い出 その6 – ステロイド副作用と、2つの形成外科

形成外科での手術を検討

もう二度と、こんな痛い思いはしたくないです。
薬で辛い思いもしたくないし、肌も荒れさせたくないです。

粉瘤を摘出手術する病院 を探しました。
通院した皮膚科医院で切ってもらえるのならそれでいいかなとも思いましたが、「切るなら形成がいい」といった意見もいくつか見かけたのと、皮膚科医院のお爺ちゃん先生が怖いので、手術となると一気に自身への緊張感と恐怖感が増すので、他の病院を探してみました。

ひとつは、地元の形成外科。
粉瘤手術の処置例なども公開し「早めに受診してください」と親身っぽいホームページだったのに、いざ受診してみたら女医曰く「術後は数日は入浴禁止なのと、化膿しやすくなるので夏は手術はしません、秋以降にやります。15センチほどの切開手術です。それまでに腫れがひどくなるのならまずは様子を見ます」とし「念のために抗生物質を2週間分処方しておきます」と、処方薬と軟膏代含め診察代金約5千円で帰される。

切開は怖いから考えたいのと、薬は要らんと言ったのにと、いくつか思うところはありましたが、処方された薬は飲むこともなく、二度とこの病院には行かないでしょう。

粉瘤の駆け込み寺をみつけた

もうひとつは、まだ腫れのひどいときにも検索して見つけていた都会にある形成外科。
電車なら乗り継ぎ1時間弱、車なら高速を使って40分ほどでしょうか。
通院となると遠くなるのでどうしようか迷っていたのですが、上記の形成外科を受診したモヤモヤ加減に吹っ切れました。
遠くても良いから行ってみる!納得できるところを探す!と、翌日午前に有給をとり早速受診しました。

この病院では、上記に少し記載した湿潤療法を治療に取り入れた先生で、手術方法も切開ではなく、まるくパンチで穴を開ける「くりぬき方法」での手術です。傷跡も縫わずに当日からシャワーも可能。手術当日と翌日は連続日での通院が絶対なのと、その後は数日毎に数回で終了とのことでした。

これまでの2名の先生とは違い、いろいろと丁寧に説明してくれるし、私の話も聞いてくれる 先生でした。
こう書いてみると当たり前の話 ですが、この当たり前ができていると感じない先生が多いってことなんですよね。

もうね、救世主に感じました。前日に不安感で折れた心が立ち上がります。
結果的には、このとき(6月下旬)の私の粉瘤は、まったく腫れも中身も詰まっておらず、へこんでいるぐらいの状態で、いま手術をしても袋が剥がれなくて残ってしまいやすいために、この時点での手術はおすすめされませんでした。

先生曰く、腫れているときのほうが袋が浮いていて剥がれ易くて手術がしやすいといいます。
一番腫れているときに来ればよかったのにと言われましたが、あの腫れ当時には手術される余裕なんかありませんでしたので、病院自体は検索で見つけていましたがそんな気になれなかった。

今後「少し腫れてきたぐらいのとき」に来院し、手術をしましょうとのことで落ち着きました。診察代も2千円弱ほどです。


この日までで、この年初夏の、私の尻の粉瘤騒ぎは一旦終了です。
同年の数ヵ月後に再び粉瘤騒ぎに見舞われるのですが、その時は粉瘤を摘出する方向へ動き出します。

なにかあったときに、また辛いことにならないようにできる 安心感 って凄いです。
次に腫れたらあそこに行けばなんとかしてくれる!、もうあんなに痛くならない!っていう安心感です。
結果だけで並べると前日の形成外科もこの日の形成外科も「今は手術しない」なんですが、中身がまるで違います。

この時ほど「病院は自分が納得できるところを選べばいい」と思ったことはありませんでした。


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