無責任ヒーローと無敵アメリカ記念日

最近に見に行った新作映画は2本、借りた旧作映画は4本です。
前者は「デットプール」と「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」、後者は「テッド1、2」「インディペンデンス・ディ」「パシフィック・リム」です。

デットプールを見たらテッドが見たくなって、インディペンデンスディ2の前日に1を見直しておこう作戦と、パシフィックリムは目についてなんとなくだったんですが、思いのほか私のなかでの高得点を叩き出しました。

デットプール DEAD POOL

https://www.foxmovies-jp.com/deadpool/

マーベルアメコミ。さすがのCG戦闘と、スパイスの効いた下品さです。
正義はかならず正しいわけじゃない。でも強いのは愛と正義。

基本的には、終始ふざけている映画。
ふいに入れ込まれるシリアスなシーンが妙にリアリティのある人間感情で心がザワっとくる。
あと、わりと他映画のパロディなども交えていて、気が付くとうれしくなってみたり。

R15だったんですが、戦闘や血液シーンでなのか、アーンなエッチイシーンでなのかは判断に困るところ。
どちらも規制する程でもないというか期待するほどでもないというか。

実は、X-MEN本編は見逃しまくりで、すでにタイミングを逃してしまい、拗ねてしまって何もみていません。
この夏には、一度全作通してみてみようかな。順番をちゃんと検索して調べておかなくては。

同じような「見逃し」ものとしては、スターウォーズシリーズもそうですね。
何から見ればよいのやらとしているうちに、もういいやってなってしまっている。

インデペンデンス・デイ:リサージェンス Independence Day: Resurgence

https://www.foxmovies-jp.com/idr/

前作から時代も変わり、更新される世界観。
以前の「起こり得るかもしれないようなSF世界」から、今回はなんだか突拍子もない方向へ話を広げすぎて「もしかしたらそういうこともあるのかもね」なあの緊張感が完全に抜け落ちていた。

まぁ、1は自分たちの理解できる科学レベルからのスタートだったけど、2は最初から自分たちとは別世界の話だからね。
その時点でもう方向性がかわってしまうし、トンデモSF系作品としても、やはり全体的に話や登場人物の構成が雑すぎるような。

いっぽう、これはいいなと思ったところは、一部キャストは20年前の前作からそのまま引き継がれてるところ。
各俳優のファンブックとしてはたまらない一作になっていると思います。
ジェフ・ゴールドブラムは、ジュラシックパークからずっと大好きな俳優のひとりです。カッコイイナー。

私もファンブックとして楽しんだ感じですね。 製作開始を知ってからずっと楽しみにしていたんですが、楽しみにしすぎて過度に期待してしまった。
映画としては「名作であるほど、続編は初作を越えられない」てやつだと思います。はい。


パシフィックリムは、思っていた以上にスパロボ対戦で楽しかったです。
監督の特撮怪獣スキスキ具合が存分に伝わる同人誌のような一作。好みがかち合うと最高ですあれ。